AI 人工知能とは?
ここ数年、「AI」「人工知能」というキーワードを様々なところで聞くようになりました。
個人的には、「またか」といった印象です。
実は、2005年~2007年頃、ちょうとWEB2.0が盛んに騒がれていたころにも、同じように、「AI」とか騒がれていたころがありました。
そのころは、「感情分析」とか「機械学習」「タグクラウド」などのキーワードも合わせて騒がれていましたが、結局、10年ほど経った今、何も残っていません。
IT業界では様々なバズワードサイクルがあります。
「広告ビジネス関連」
↓
「マーケティング・分析」
↓
「BtoCサービス」
↓
「BtoBサービス」
↓
「広告ビジネス」
と繰り返しているように思います。
では、現在、騒がれている「AI」って何なんでしょうか?
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September 2, 2016
先日、Googleアナリティクスに、アシスト機能が追加されましたというニュースをみました。
これを、「AI」や「人工知能」と表現しているメディアやサイトをいくつか見ました。
しかし、内容をよく見てみると、
「ユーザーがどれだけ増えました」
「直帰率が上がっています」
とか、データが示していることを、文字で表現しているだけです。
これは、
「ディープランニングや機械学習といった、ビックデータから導き出された結果の一つ」
でしかないと思います。
例えば、
「新規ユーザーが100人増えました。リピーターとなってもらうために、新規ユーザーの属性を把握し、リピーターとなってもらために、属性ごとの広告を出しましょう。」
「広告を出せば、40人はリピーターとなってくれる可能性があります」
ここまで来たら、「AI」に近づいたように思います。
いつの世も、「バズワード」に踊らされずに、しっかりと真実を見ていただきたいものです。
特に、税金の無駄遣いだけはやめてほしいものです。