名刺の印刷

少し前の話になりますが、創業してから半年くらい経った時、名刺を作り直したい。と、ふと思いました。

 

最近では、手軽に名刺をつくれるサービスや、自分でプリンタでつくることもできるようになりました。

弊社も、創業当時は、〇〇スルなどで、さくっとつくっていました。

 

テンプレートなどが用意されているものもあるんですが、せっかく会社を立ち上げたのだし、オリジナルでつくりたい。

色々な名刺印刷サービスをみたんですが、どれも代り映えしない。

 

そこで知人のデザイナーに相談したところ、良いものを教えてもらいました。

 

そう、活版印刷です。

 

 

 

 

活版印刷とは、凸版印刷の一種で、金属や木に文字を彫り込み判子状にしたもの(活字)を並べて文章にした板(活版、組版)を作り、それに塗料を塗って印刷すること。また、その印刷物。鉛版・線画凸版・樹脂版などの印刷も含めていう。活版刷りともいう。(引用 Wikipedia )

簡単に言うと、専用の型をつくってもらって、一枚一枚手作りでつくってもらうイメージです。

 

最近では技術が発達して、一枚一枚手作りでなく、特殊機器を用いて印刷しているようですが、カッコいいんです。

 

そこで、実際に知人にデザインをつくってもらいました。

次に、どこで印刷してもらえるか?をネットで調べてました。

都内でも意外とあるんだなーと思い、数件から、紙のサンプルとカラーサンプルを頂きました。

 

ここからが意外と時間がかかったんですが、紙と一言でいっても、すごい種類があるんです。

 

「白」といっても、素材も様々あれば、厚さもある。

さらにインクの色との相性もある。

様々なパターンを考えながら、最終的に出来上がりました。

 

 

 

撮影が下手ですみません。

凹凸感、伝わりますでしょうか?

実際に触ってみると、厚みと凹凸を感じます。

実際に名刺交換をすると、IT業界でありながら、固いイメージを持たれる方も多いようです。

それは、それで、良い事なのかもしれません。

ITというだけで、なんか胡散臭いと思っている人が、まだまだいるもの事実です。

 

最近では、名刺管理サービスなど、様々なものがでています。

みなで共有でき、名刺の活用という意味では、非常に良い事だと思いますが、名刺って本来、その人の顔。

 

アナログ的な要素も必要なんじゃないかな?と、改めて実感しました。

そして、はじめて、社会人になったときに、自分の名刺がもらえたときの感情を、少し思い出しました。

 

もし、名刺をリニューアルしたいって考えていらっしゃる方がいれば、活版印刷。とてもお勧めです。

 

最後に、知人のデザイナーさんに、感謝です。